後悔しないために絶対確認!土地を選ぶ時に気をつけるポイント6つ

家づくり

土地選びの時に気をつけるポイントをまとめました。

もちろんこれらのポイント以外にも見るべきポイントはたくさんあります。

でも特に今回は、私自身が土地選びの時に知らなくて、後から後悔したり、困ったポイントを紹介します。

今から土地を選ぶ人にとって少しでも参考になりますように願っています。

①面している道路の幅は何mか?

面している道路はありますか?

まず、面している道路を確認しましょう。どこから入ってこれるか、どこが玄関になりそうか?なども考えてみるといいでしょう。

道路以外のもの(水路)などはありますか?

もしかしたら、埋まっていても、道路ではなく、水路などの場合もあります。

水路の場合、道路ではないので、セットバックなどのルールは適応されません。

面している道路の幅は何mですか?

面している道路は狭いですか?広いですか?

狭いと、車が通れなかったり、軽自動車しか通れなかったりと制限があるので、移動手段などを踏まえてチェックしましょう。

また、道路の幅が4mない場合、道路の真ん中から2mさがって家を建てないといけません。(セットバックと言います。)

セットバックを考慮していないと、建てれると思った広さの家が建てられない場合があるので気をつけましょう。

②防火地域・準防火地域か?

防火地域って何?

防火地域や準防火地域(新たな防火規制区域・法22条区域というのもある)は、火災が起こった時に、火災の危険を防ぐために定められた地域のことです。

防火地域の問題点

なにが問題かというと、防火地域や準防火地域では、建築の制限があることです。

例えば、防火のドアや防火窓にしないといけないなどです。

しかも防火窓は、一般的に“網入り窓”になります…

クリア(普通の見た目)もできますが高いです。

他にも防火(耐火)のものは、一般的なものより値段が高くなります。

ただ、全部デメリットに感じますが、もちろん火に強いものなので、お金はかかりますが、しっかりとした家を作ることができるのはメリットです!

防火地域の調べ方

こうした防火地域や準防火地域は、ネットで調べると、住みたい市の中でどこが防火地域なのかがわかるので、気になる人は事前に調べた方がいいです。

また、土地の資料に書いてあることもあります。

③境界線は明確か?

もし可能なら、隣接する建物との境界線がはっきりわかっているほうがいいです。

明確でない場合、後から境界線を決めたり、話し合ったり、書類を交わしたりしないといけない場合があります。

お隣さんとの関係になってくるので、なるべく揉めたりしたくないですね。

④周囲の建物は高いか?

周囲の建物のチェック

自分たちの家が建ったら時に、暗くならないかの確認です。

土地の四方は囲まれていますか?この場合は確認しやすいですが、三方以外の場合も注意が必要です!隣の建物と離れていても、時間によっては建物の影になったりします。

視線のチェック

また、建物の高さだけでなく、土地から見えるところは、屋上なのか、ベランダなのか、壁なのか、正面なのか、庭なのか、など、視線も気にしてチェックしてみるといいです。

⑤陽(光)は十分に確保できるか?

陽の入り方をチェック

周囲の建物の高さと合わせて確認しましょう。

土地は東西南北どちらに向いているか、どの向きに家を建てるのかを考えてみましょう。

方角によって陽の入り方が変わります。

設計での選択肢

ただ、すごく気に入っている土地で、あとは陽の光だけがな〜という場合は、陽を取り入れられる設計にできるかも検討してみましょう。

横から入る光だけが全てではありません。天井からのトップライト(天窓)や、吹き抜けなど選択肢はあります。

⑥周囲に建設予定の建物はあるか?

今建っている建物だけでなく、建築予定のものはないか、建築できそうな土地がないか確認しましょう。

今は建ってなくても、もしかしたら将来高い建物が建つかもしれません。

建築予定の場合は、看板などが立っていると思うので、何階建てか、何mなのか、マンションか、個人宅か、会社なのか、確認しましょう。

あまりにも高い建物なら、影になる可能性もあるので、注意です!

我が家の後悔ポイントと困ったこと

道路の幅とセットバック

我が家の前面道路は4mなくて、2mセットバックしないといけませんでした。

これは土地選びの時点でわかっていたのですが、私たちが認識していた(説明されていた)道路の幅と実際の幅が違いました。(計測する地点が溝を含むか、含まないかみたいな)それで結局もう少し後ろにさがって建てないといけなくなりました。

防火地域

我が家は準防火地域でした。これも土地を選ぶ時にはわかっていました。でもわかっていなかったのは、準防火地域の建築の制限!防火のものにしないといけないのはわかっていましたが、それが高価であること、そして何より、防火窓は網入り窓とは知りませんでした!!!悲しすぎます!リビングの一番大きな窓だけクリアにする予定です。(お財布と相談)

境界線

隣の家との境界線が明確でなかったので、話し合いのあと、覚書を交わして境界線を定めました。

▶︎隣地境界線の覚書の書き方はこちら

隣の家は大きいですが、我が家の土地はすごく狭いので、どこに境界線がくるかで家の大きさが変わったのでドキドキでした。

周囲の建物と陽の入り方

我が家の周りは大きな家が多く、影が気になりました。十分ではありませんが、少しでも光が取れることと、トップライトを設計することで解決できそうです。

建設予定の建物

土地を決める時、道を挟んで向かい側に長屋が建つことがわかっていました。二階建てと書いてあったので、そこまで気にしていなかったのですが、建ってみたらほぼ三階建てのような高さでびっくりしました。数値と実際の体感が違いすぎて、暗くならないか心配になりました。視線は大丈夫そうです。

まとめ

これから土地を決める方は、初めての土地探しでわからないことや不安でいっぱいだと思いますが、少しでもこの情報が参考になればいいなと思っています。

一人でも多くの方が、その家族にぴったりの土地を探せることを願っています!

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