マイホームを建てたいと思ったときに、最初にぶつかるのが「ハウスメーカーと建築家(設計事務所)、どちらに依頼すべきか」という問題。
この記事では、実際に建築家と家づくりをした私の経験をもとに、ハウスメーカーと建築家の違いを徹底比較します!
それぞれのメリット・デメリットや、どんな人に向いているのかを分かりやすくまとめました。
そもそもハウスメーカーと建築家の違いって?
- ハウスメーカー:大手住宅会社。規格化された商品や工法で家を建てる。
- 建築家(設計事務所):設計のプロ。完全自由設計で、1軒ごとにオリジナルの家を設計。
どちらも家を建てられますが、家づくりの進め方や自由度、デザイン性などに大きな違いがあります。
比較①:設計の自由度
- ハウスメーカー:ある程度の間取りパターンから選ぶ形が多く、カスタマイズには制限あり。
- 建築家:敷地や希望に合わせて完全オリジナルで設計可能。
「狭小地」や「変形地」でも柔軟に対応してくれるのは建築家の強み。
我が家も変形した狭小地でしたが、空間をうまく活かす間取りを提案してくれました。
比較②:コスト面
- ハウスメーカー:大量発注によるコストカットが可能。予算が立てやすい。
- 建築家:設計料が発生するため、初期費用は高め。ただし設計の工夫で建築費を抑えることも。
「設計料がかかるから建築家は高い」と思われがちですが、無駄を省いたプランでトータルコストを調整する提案もしてくれます。
比較③:打ち合わせの密度
- ハウスメーカー:営業担当+設計担当。回数が限られることも。
- 建築家:最初から最後までじっくりと設計者本人と話し合いながら進める。
自分たちのこだわりを細かく反映したい場合は、建築家との丁寧なやりとりが向いています。
比較④:デザイン性
- ハウスメーカー:シンプルで万人受けするデザインが多い。
- 建築家:個性あるデザインや素材選びが得意。
おしゃれで他と被らない家にしたいなら、建築家との家づくりはおすすめです。
私たちの家も「ホワイト×木」のナチュラルシンプルなテイストで、建築家と一緒に素材からこだわりました。
どんな人に向いている?
ハウスメーカーが向いている人
- 打ち合わせの時間があまり取れない
- 費用を明確にしたい
- ある程度決まった形で良い
建築家が向いている人
- 狭小地・変形地に建てたい
- 空間の工夫・デザイン性を重視したい
- ゼロからじっくり家づくりに関わりたい
まとめ
ハウスメーカーにも建築家にも、それぞれ良さがあります。
「自分たちがどんな暮らしをしたいのか」をしっかりイメージすることで、選ぶべきパートナーが見えてきます。
我が家は最終的に建築家に依頼して、空間の工夫・素材のこだわり・デザインの統一感など、満足のいく家を建てることができました。
我が家がお願いした建築家さんはこちら→若林秀典建築設計事務所