はじめに
産後は赤ちゃんのお世話もある中、自分の体調の回復もあり、手続きを進めていくのはなかなか大変です。
産後、瀕死の中手続きすることを考えると、産前の早いうちにできることは準備し、産後は旦那さんに手続きをしてもらうことをおすすめします。
ただ、はじめてのことだと手続きが難しく感じたり、煩わしく感じる方も多いと思います。
この記事では、産後に必要な手続きについて紹介します。
自治体によって、必要な書類などが異なる場合がありますので、この記事で概要を理解していただき、その後自治体のホームページで詳しく調べることをおすすめします!
また、必要な手続きについて、提出する場所別にまとめています。
必要な書類の関係で、順番も気をつけておこなうことをおすすめします!
役所に行く手続き
出生届
- 概要
- 赤ちゃんを戸籍に登録する手続き
- 期限
- 出産日を含む14日以内
- 場所
- 役所
- 必要なもの
-
- 申請者の印鑑
- 母子手帳
- 出生届(左側:自分で記入 右側(出生証明書):産院で記入してもらう)
- 国民健康保険証(加入者のみ)
- メモ・注意
-
- 出生届は役所や病院でもらえる
- オリジナルデザインの出生届もある
- オリジナルの出生届は病院で対応してくれない場合もあるので病院に事前に確認する
- 提出までに名前を考える
児童手当
- 概要
- 中学卒業まで年3回に分けてまとめて支払われる手当(2月・6月・10月)(所得制限あり)
- 期限
- 出産日の翌日から15日以内
- 場所
- 役所
- 必要なもの
-
- 児童手当認定請求書(市町村のHPからダウンロードできる)
- 健康保険証(夫婦どちらかの収入が多い方)
- 申請者の印鑑
- 母子手帳
- 夫婦のマイナンバーカード
- 申請者の通帳またはキャッシュカード(児童手当の振込先になる銀行口座の情報)
- 申請者の本人確認書類
- 所得証明書(課税証明書)(最近引っ越しした人)
- 額改定請求書(現在児童手当を受給している人)
- メモ・注意
-
- 遡ってはもらえない(もらえるのは手続きをした翌月から)
- 出生届と一緒に手続きするとスムーズ
- 所得証明書(課税証明書)は前住所での1月〜12月の所得証明書が必要
- 所得証明書は6月1日から前住所の自治体で取得可能
- 月の後半に出産・転入した場合は、15日以内に申請すれば、出産月に申請したことにしてくれる(里帰り出産は理由として認められない)
乳幼児医療証(こども医療費助成)
- 概要
- 医療費の一部が助成してもらえる制度
- 期限
- 健康保険証ができたらすぐ(1ヶ月検診で使用する)
- 場所
- 役所
- 必要なもの
-
- 乳幼児医療費助成(こども医療証交付)申請書
- 母子手帳
- 新生児の健康保険証
- 保護者の健康保険証(子どもを加入させる側の)
- 夫婦のマイナンバーカード
- 保護者の本人確認書類
- 印鑑
- 所得証明書(課税証明書)(最近引っ越しした人)
- メモ・注意
-
- 住んでいる自治体によって必要なものが異なるので市町村のHPをチェック
- 子どもの健康保険証はなくても申請できるが、後日持参の場合があるので、健康保険証ができてからの申請の方がスムーズ
勤務先または役所に行く手続き
健康保険証
- 概要
- 子どもの健康保険証
- 期限
- 産後できるだけ早く(1ヶ月検診で使用する)
- 場所
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- 社会保険:勤務先
- 国民健康保険:役所
- 必要なもの(社会保険)
-
- 勤務先に確認
- 必要なもの(国民健康保険)
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- 申請者の健康保険証
- 申請者のマイナンバーカード
- 母子手帳
- メモ・注意
-
- 社会保険の場合、出産前に必要書類を確認しておくとスムーズ
- 共働きの場合、原則収入の多い方に入る(要確認)
- 夫婦のどちらからが社会保険に加入している場合は勤務先で手続きする
勤務先での諸手続き
- 概要
- 手続きの例
- 育休申請
- 異動届
- 家賃補助
- 出生祝い金
- 必要なもの
- 出生届出済証明書(母子手帳の該当部分をコピー)
郵送または役所に行く手続き
出生連絡票(出生通知票)
- 概要
- 新生児訪問で助産師さんに家に来てもらうための連絡
- 期限
- 産後すぐ
- 場所
- 役所または保健センター(郵送・持参)
- 必要なもの
-
- 出生連絡票(母子手帳についているハガキ)
さいごに
産後の大変な時期、自動ですべて手続きを済ませてくれたら…と願いますが、まだまだ叶いそうにないですね。。
でも願っていても手続きはできないので、産前の余裕のあるうちに早めに準備しておくのが大切です!
私は一人目の時も二人目の時も中期・後期あたりから切迫早産になってしまったので、産前でもなかなか準備が進みませんでした。
旦那さんにも協力してもらい、この記事を共有して手続きの準備進めてみてくださいね!