パパの役割は、家族をハッピーにすることすべて。
「そんなこと分かってるよ!!」
お怒りの声が聞こえてきそうです。
でも、本当にお分かりでしょうか?
ママがどんな風に怒っているのか見てみましょう。
ママのパパに対する怒り
夫から「ずっと休みやん。」と言われた。
— ちくちく3m♂ (@chikuchiku35) 2019年1月15日
言葉を失った。
休日洗濯もご飯もやってくれてるからぐっと我慢した。
息子でずっと張りつめてるから24時間仕事みたいなもんやでと伝えたけれどこのやり場のないモヤモヤ感。
こういう時反論できずに黙ってしまう。言っても無駄だと思ってしまう。
なんか最近旦那に毎日怒ってる😭
— yuuu(10m) (@yuxk6614) 2019年1月21日
自分に余裕無いからなんでも目についてイライラしてしまうのかな😭
もう疲れたよー色々と
【固定ツイート💣️】
— のんたん@旦那愚痴 (@ZpKgkYdvbojKzf8) 2019年1月20日
★自分は完璧にしていると勘違い野
郎
★育休中への嫁に対する仕事してる
やつが一番偉いみたいな態度
★自分の趣味優先するくせに、私の
趣味(コスメや洋服買うこと)全否
定
★すぐ人を怒らせることをいう天才#旦那デスノート
無言フォロー失礼します
ママをハッピーにすればいいと分かっているはずなのに、なぜママはこんなにも怒っているんでしょう?
これからお伝えすることを実践すれば、ママから「いつもありがとう!」と言われるようになります。
もちろん、パパだけ我慢してママの言いなりになったり、ストレスをため続けるということでもありません。
すぐには思うようになれないかもしれませんが、パパもママもハッピーになるために必要なことなので、ちょっとずつできるようになっていけることを願っています。
家事も子育てもがんばってるのにママが怒る理由とは?
ママが怒っている理由は、パパが見当はずれのことをしているからです。
いやいや!
家事は半分くらいやってる。
子どもとの時間もちゃんととってる。
こんなにがんばってるのに、なにが見当はずれなの?
それで、ケンカになってしまう…
なぜなのか。
それはやっていることがママのハッピーになってないからです。
ほんの少し足りなかったり、感覚のズレがママをアンハッピーにしてしまうんです。
ママが思うパパのほんの少し足りないこととは?
例えば、以下のようなことです。
・洗濯するとき、ネットを使わない
・食器を洗っても、きちんと洗えておらず結局ママが洗う
・ゴミを出しても、集めたり袋をセットするのはママ
・子どもの面倒は、泣いたり吐いたり漏らしたりするとママに丸投げ
などなど
ひとことで言うと、やればいいってもんじゃないってことです。
特に次のようなことがあると最悪。
さらにママは怒ります。
・ほとんどやってないのに周囲にイクメンアピール
・家事や育児を「やってあげる」と言ってしまう
・子どもがすぐに泣き止まないと放棄する
ママとの感覚のズレによってやっていることは、気づきにくいので次のようなことに気を配るようにしましょう。
パパとママとの役割に対しての感覚のズレとは?
感覚のズレとは、子育てや家事に対する「理想」や「普通」の違いのことです。
多くの家庭では、ママの方が子育てや家事に時間を使います。
実際にやっている時間が多いだけでなく、絶え間なく情報収集もしています。
だから、こうやった方がいいとかこうなればいいなという考え方ができあがってきます。
でも、多くのパパは仕事に時間を使います。
だから、パパの「普通」や「理想」は子どものときに経験してきたものだったり、本やネットでかじった情報になります。
職場で聞いた情報もあるでしょうが、同じパパ同士の情報なので、ママ目線の情報が入りにくいというのはあります。
今と昔では家族のあり方は全く変わってきていますし、本やネットでの情報も自分たちに当てはまっているものばかりではありません。
感覚がズレてしまうのは、当然のことでもあるんです。
じゃあ、どうすればいいんでしょうか?
ママとの感覚のズレをなくすためにすること
ママとのズレをなくすためには話し合うしかありません。
ズレをなくすためにはズレに気づくことが第一歩。
自分はこう思うということをお互いが出し合って、違いを認識する必要があります。
違いが認識さえできれば、その違いをなくすために話し合うことで解決することができます。
このとき注意するのは、自分の主張を通すために話すのではありません。
子どもにとって、一番はなにか?
パパもママも納得できる答えはどれかということ。
それが一度で解決することは限りませんし、何度も同じようなことが起こります。
そのたびに話し合いが必要になります。
正解はないということにも気をつけましょう。
ズレをなくすためには何から話せばいいの?
ママの理想を知るところから始めましょう。
なぜ理想を知る必要があるのかというと、ママがどういう目的で子育てや家事をしているのか知ることで自分が思っている「普通」や「理想」との違いに気づき、サポートすることができるからです。
例えば、子育てに関して運動が得意になってほしいのと、勉強ができるように育てたいという子育てでは、接し方も変わってきますよね。
ママが怒っているのは、こういう子育てをするぞとがんばっているのに、パパが全然違うことをし始めるから。
理想とのギャップにイライラは頂点にのぼり、爆発してしまうんです。
パパがママのしたい子育て通りにしてくれたら、ママはストレスどころかとても満足します。
だから、ママの理想の子育てをするために、ママの理想を知るところからはじめましょう。
ママの理想の子育ては聞いてたら意外なことが分かった
子育てについて話し合うと、思っていたことと違った言葉が相手の口から出てきます。
例えば、次のようなことです。
・大人になるまで世話をすること
・子どもをしつけること
・幼稚園や学校などに通わせること
どれが正しいではなく、パパとママでは思っていることは違います。
二人にとっての子育てを決めることがパパとママの役割を決めることにつながります。
だから、子育てとはどういうことなのかを話すことはお互いが協力し合って子育てするために、もっとも重要かつ最優先と言えるんです。
子どもの成長のサポートというところは共通認識として持ってしっかり話し合いましょう。
また、1度で終わるのではなく、意見が違うたびに話し合うのことが衝突をなくすためには必要です。
子育てについて話し合うと教育方針が決まる
教育方針とは大きく2つに分けられます。
・どんな人になってほしいのかといった人間性など
・どういった能力を身につけてほしいかなどの能力的なこと
の2つです。
例えば、子どもの自由にのびのびと育てたいという人もいれば、習い事をたくさんさせたいという人もいます。
日本はよく人に迷惑をかけないようにと教えます。
しかし、インドでは人は迷惑をかけるものだから、自分が迷惑をかけられたらあなたも許してあげなさいということを教えます。
子育てについて話してみると、こんなことがたくさん出てきます。
だから、どんどん話せば話すほど、どんな人になってほしいか、どんな能力を身につけてほしいかということが決まっていくはずです。
役割を決めるのに教育方針から決めないといけない理由
パパの役割を決めるためにはすごく遠回りしているように思いますよね。
でも、どんな風に子どもの成長をサポートするか同じ方向を見ていないと、一番いい答えは出せません。
どっちかの意見を押し通そうとすると喧嘩になったり、不満を持ったままだと育児への参加が消極的になってしまうからです。
二人が納得感をもって子どもに愛情を注ぐことが子どもにとってのハッピーになります。
教育方針が決まったら、どうやって役割を話し合えばいいの?
教育方針が決まったら、現状をみていきましょう。
完母なのか、完ミなのか?
オムツはどちらが交換しているのか?
お風呂にいれるのはどちらか?
夜、子どもが泣いたらどっちが起きてるのか?
こういったことを書き出していいくと、とても整理できて話しやすくなります。
次に パパとママのライフスタイルを確認します。
パパは何時から何時まで仕事なのか?
休日はいつなのか?
休日は何をしているのか?
ママは自分の時間をとれているのか?
パパが仕事のときに何をして過ごしているのか?
パパとママのライフスタイルを確認することで、お互いがこんなにがんばってたのかという確認にもなります。
また、もっとこういった時間の使い方をしたいと伝えることで、お互いをサポートすることができます。
自分たちの時間とお金をどのタイミングでどれだけ注ぐのか話し合いましょう。
話し合うときの注意
パパができる現実的な役割にしましょう。
無理にがんばりすぎたら、不満がたまってママとの仲が悪くなったり、体を壊すこともあるので、パパもママも完璧を求めるのではなく、ベストな方法を話し合いましょう。
多くのご家庭では、パパは仕事がメインで、ママは専業主婦やパートなど子育てメインでされています。
早く帰ってきてほしいとママがいくら望んでも、仕事の都合上そういうわけにはいきません。
どうしても納得いかない場合はパパが転職などする必要がありますが、すぐにできるわけではありませんし、転職先が今より必ずしもよくなるとは限りません。
例えば、残業はなくなったけどママとの休日が合わなくなったり、大幅に給料が下がったりすることもあるかもしれません。
また、パパが仕事だけをがんばっても、子育てと家事のすべてをママが負担することになってしまっては、ママが鬱になってしまうこともあります。
自分の幸せも相手の幸せもおろそかにしてはいけません。
子どもの幸せが親の幸せであるように、親の幸せが子どもの幸せにもなることは心にとめておきましょう。
決めた役割はどんどん変わっていくべき
一度決めたら、これでいかなきゃと思う人がいます。
でも、それは間違いです。
なぜなら、どれだけ話し合っても完璧な役割などありません。
それに、実際にやってみないと思ってもいなかった問題がどんどん出てくるからです。
特に家事は、ある程度の期間やってみると、気づくことがたくさんあります。
いろいろ試してみることでしか、お互いが満足できる役割は見つかりません。
他にも、パパの仕事での昇格で職場や仕事の時間が変わったり、ママが職場復帰したり、子どもが小学校・中学校とあがっていくと当然ライフスタイルは変化します。
ですから、必ずライフスタイルが変わったら、お互いが無理をしていないかという視点、子どもにとって何がいいのかということを考えて何度も話し合うことが家族にとっての正解です。
忘れがちだけど重要なパパの役割
最後にひとつ。
忘れがちですが、パパの重要な役割をお伝えします。
それは、ママのサポート。
ママを幸せにするということ。
これがもっとも大切と言っても過言じゃありません。
ママが不機嫌だと子どもは泣くし、パパもイライラ。
でも、ママがハッピーだとパパも嬉しいですよね。
ママがハッピーだと子どももハッピーです。
家族の幸せはパパ次第です。
努力の方向を少し変えるだけでビックリするくらい簡単に幸せはやってきます。
あなたがママと何度も話し合って最高の家族を作れることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。